【2023/10/10】「新理事長へのインタビュー」について紹介するぞう!
みなさんこんにちは!
僕は、JAバンクのマスコットキャラクターの“よりぞう”だぞう!
今回は、令和5年6月30日付で、信連の新理事長となった「青山健司理事長」へ、理事長となった今の気持ちやこれからの信連が目指す方向等についてインタビューしたぞう!
青山健司新理事長
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1. 信連理事長へ就任した心境を教えてください。
JAバンク鹿児島を牽引していく立場である信連の理事長となり、責任重大であるということを一番感じています。
また、コロナのまん延等を通して、地球規模で時代が変わり始めている状況の中で、多くのことが転換点を迎えていると感じています。潮目の変化に柔軟に対応し、今後JAバンク鹿児島をどのように良い方向にもっていくかを考えていかなければなりません。
経営に関して、虫の目や鳥の目を持つとはよく言いますが、時代の流れを読む魚の目等、様々な目を持ち、日々の業務に努めたいと思います。
特に「システム(情報システム)」に目を向け、強化していきたいと考えています。良い意味で自分たちが楽に仕事をするためにシステムを構築し、利用することで業務効率化や働き方改革に繋がり、プライベートの時間をより多く持つことができると考えます。
2.「信連」は金融機関であるとともに、JAグループの一組織でもあります。信連を他の金融機関と比較した際、異なっているところや特徴について教えてください。
JAが農家・組合員を基盤とした組織であると考えた場合の特徴
- 農業者や農業者が生産した農畜産物を利用してもらっている「食農関連企業」に対し、金融仲介機能を提供すること
- これからの農業の担い手である若い人たちに対しては、経営していくために必要な金融の考え方や知識を適宜提供していくこと
信連では、農業融資を行っていくにあたり、現在の「農業金融センター」の前身である「農業部」を平成21年に設立しました。ただ、農業者の身近にあり一番の窓口になっているのは「JA」ですので、現在は農業融資を行うJAを支援する立場を担っています。JAだけでは難しい案件が来た場合は、信連も協力して農業融資を行っています。
3. 中期3か年計画の2年目が5ヶ月過ぎましたが、ここまでの進捗具合や、今後の方針、目指す方向を教えてください。
【 中期経営計画・事業計画 】
「JAバンク統一運営中期計画」(令和4年度~令和6年度)に掲げた基本目標『農業・くらし・地域とともに 邁進するJAバンク鹿児島』を目指し、本会においては「信連中期3か年計画」(令和4年度~令和6年度)に基づき、4つの主要施策の実践に取り組んでおります。
現状は4割程度完遂していると考えています。JAバンク鹿児島として見た際、JA職員の努力もあり、貸出金が近年伸びてきているため、収益基盤の確立はされつつあります。一方で、JAの基礎となっていた貯金の伸びが鈍化しており、特に個人貯金は減少傾向となっています。物価高等、時代の流れがあるにしろ、「貯金を集める」というJAが得意としていた分野が弱くなっていると感じます。本来の進捗状況である5割を目指すために、様々なキャンペーンも実施しながら、貯金を集めるという意識を取り戻していきたいと考えています。
JAバンク鹿児島としては、JAが得意とする「地域密着」について、今後さらに力を入れていきたいです。それにより、貯金だけでなく融資も増加していくでしょう。
一方で、信連としては、JAへの収益還元・機能還元をしっかりと行っていくために「信連の運用力強化」をこれまで以上に行わなければならないと考えています。
青山理事長、貴重なお話ありがとうございましただぞう!
今回、青山理事長にインタビューをさせていただいて、理事長がこれからの信連をどのようにしていきたいかを直接聞くことができ、とても刺激を受けるとともに、僕たちが何をしなければならないのか、普段の業務をどのように行っていけばいいのかを改めて考える良い機会となったぞう!
信連役職員一丸となって、より良い「JA鹿児島県信連」を築いていけるよう、頑張っていくぞう!これからの信連に期待してほしいぞう!